リワークコース(一般)

リワークコース(一般)では、現在休職中の方が復職することを目指して通うことができます。「統合失調症」「発達障害」「不安障害」等の多様な疾患の方を対象としています。正式利用一年間(最長)の中で、自身のペースに合わせて少しずつ通所し、復職を目指すこともできます。

特徴

以下の特徴があります。

疾病自己管理能力向上を目的に心理社会的プログラムを充実

疾患別目的別の心理教育・CBT(認知行動療法)・SST(対人技能訓練)などが全プログラムの6割以上

正式利用1年間(最長)の通過型デイケア

プレ期間+正式利用の2部構成での効果的な支援を展開

個別担当制を採用し、原則2週間に1回の定期面接を実施

日常生活や復職する上での課題に関する相談、復職先との連絡調整等を実施

評価表の発行

復職準備が整ったタイミングで評価表を作成

利用者

このような方が利用しています。

利用条件

  • 「統合失調症」「発達障害」「不安障害」等で休職中であり離職をしていない方
  • 「うつ病」「うつ状態」の診断を受けているが、「リワークコース(気分障害)」よりも、自身のペースに合わせてサポートを受けたい方
  • 現在、アルコールや薬物等への依存症に関する治療を受けていない方
  • 元の職場に戻る意思のある方
  • 主治医からデイケア利用の指示がある方(主治医とデイケア職員が適宜連絡可能な方)
  • 正式利用から週3日の通所が可能な方。(徐々に通所日数を増やします。)
    プレ期間は、週2日から開始
  • 利用規約に同意していただける方

プログラム

様々な活動を通じて復職に向けたサポートをしています。

心理教育

自分の病気や障害の特徴を理解し、上手に自己管理できるようになる

認知行動療法(CBT)

現実的で柔軟な考え方(認知)を持ち、気分の変動を軽減し、より適応的な行動を獲得する

対人技能訓練(SST)

コミュニケーション能力を高め、考えや感情を適切にやり取り出来るようになる

CES (発達障害圏の方向けコミュニケーションプログラム)

自分のコミュニケーションの特徴を理解し、同時にそのスキルを向上する

リワークコース(一般)専門プログラム

起床・就寝・活動時間等の目標発表(生活マネジメント)、グループワーク等、グループ活動を実施する

自己分析

生活史・職業史を振り返り、担当スタッフとともに休職要因の理解と対処法獲得を目指す

運動系プログラム(スポーツ、体ほぐし、エアロビ等)

体力増強、心身機能向上、爽快感獲得、活動を通じての他者交流など

創作系プログラム(陶芸、手工芸、書道・美文字等)

自己表現する場、集中力向上、巧緻性獲得、興味関心の幅の拡大など

その他(WRAP、調理、音楽療法、英会話、話し合い等)

利用希望の方は、まずは見学申込からお願いします。

リワークコース(一般)のリーフレットをダウンロードする