リワークコース(気分障害)<3ヶ月>

リワークコース(気分障害)は、「うつ病」「うつ状態」で現在休職中の方が復職することを目指して通うことができます。3か月間、同じメンバー(6~7名程度)で復職に向けて様々な課題に取り組みます。

特徴

以下の特徴があります。

最短3か月強のスピーディーな期間設定

プレリワーク(必須)+本リワーク(必須)+ポストリワーク(任意)を経ての準備性向上

小グループ制による疑似職場環境での復職準備

概ね6~7名程度を1グループとし、自身の対人スキル・考え方のクセ等を振り返り改善を図る

個別担当制を採用し、原則2週間に1回の定期面接を実施

復職先との連絡調整、日常生活上の課題に関する相談等を個別支援として実施

終了時評価の実施

終了時に、準備性の度合いや残存課題がまとまった評価表を作成

利用者

このような方が利用しています。

利用条件

  • うつ病・うつ状態・双極症Ⅱ型等で休職中であり、離職をしていない方
    (診断病名が、統合失調症や自閉スペクトラム症等の場合はリワークコース(一般)を利用することができます。)
  • 復職に向け、リハビリテーションに取り組む強い意思を持っている方。離職も視野に入れている方はスタンダードコース(一般デイケア)にて通所しながら今後の方向性を模索することも可能です。
  • 主治医からデイケア利用の指示がある方
    (主治医とデイケア職員が適宜連絡可能な方)
  • 利用開始時から週3日《週3日9時半~16時》の通所が可能な方
    (プレリワークは週2~3日《9時半~16時》から)
  • 利用規約に同意していただける方

年齢層

利用されている方は20代~50代です。

プログラム

様々な活動を通じて一人一人の目標達成をサポートしています。

生活マネジメント

自身の目標達成や課題解決に向け、日々の活動を管理・発表・講評を踏まえて改善していく

自己分析

生活史・職業史を振り返り発表と講評を受け、休職要因の理解と対処法獲得を目指す

心理教育

疾病特性や服薬、生活リズム等に関して座学で学び、グループワークで理解を深める

認知行動療法(CBT)

現実的で柔軟な考え方(認知)を持ち、気分の変動を軽減し、より適応的な行動を獲得する

対人技能訓練(SST)

コミュニケーション能力を高め、考えや感情を適切にやり取り出来るようになる

グループワーク

1か月間で成果物を作成・発表し、自身の作業面・対人面の特性・課題への理解を深め、対処法を検討する

リワークコース(気分障害)のリーフレットをダウンロードする

利用希望の方は、まずは見学申込からお願いします。